コンパニオン・アニマル・パートナーシップ・プログラム(以下、CAPP)は、動物と人のふれあい活動の略称です。
CAPPは、高齢者施設、病院などを訪問して、お年寄りや病人に動物とのふれあい機会を提供し、動物のもつ温もりや優しさにふれていただくボランティア活動です。広義ではアニマルセラピーとも呼ばれます。
動物とのふれあいは、心理的、社会的、そして生理的な面で人間に対してさまざまな効果をもたらすことが研究によって示されています。
動物とのふれあいは、お年寄りや病人に大きな慰めと希望を与えるだけでなく、リハビリにも役立ちます。以下に、動物とのふれあいがもたらす主な効果をいくつか挙げてみましょう。
1. **ストレス軽減:**
- 動物とのふれあいは、ストレスホルモンの分泌を抑制し、リラックスした状態をもたらすことがあります。動物との触れ合いやペットの撫でることで、心身の疲れを和らげる効果があります。
2. **心理的なリラックス:**
- 動物とのふれあいは、心拍数や血圧の低下といった生理的な反応を引き起こすことがあります。これにより、リラックス感や安心感が得られます。
3. **孤独感の軽減:**
- ペットや動物とのコミュニケーションは、孤独感の軽減に寄与します。特に独居の高齢者や社会的に孤立している人々にとって、動物は信頼できる仲間となり、孤独感を和らげることがあります。
4. **愛情と絆の形成:**
- 動物とのふれあいは、飼い主とペットとの間に強い絆を形成します。ペットは無条件の愛情を示し、飼い主もまたその存在によって愛情を感じることができます。
5. **運動の促進:**
- ペットとの散歩や遊びは、飼い主にとって日常的な運動を促進します。これは身体的な健康維持や運動不足の軽減に寄与します。
6. **コミュニケーションスキルの向上:**
- 動物とのふれあいは、コミュニケーションスキルを向上させる一因となります。特にペットとの相互作用は非言語的なコミュニケーションを通じて行われ、コミュニケーションスキルの発展に寄与します。
7. **抗ストレスホルモンの分泌促進:**
- 動物とのふれあいは、飼い主の抗ストレスホルモンであるオキシトシンの分泌を促進します。このホルモンは親密な関係や絆の形成に関与しており、心理的な幸福感を高める作用があります。
これらの効果は個人差がありますが、多くの人にとって動物とのふれあいはポジティブな影響をもたらすことが報告されています。
-動物福祉と動物愛護を追求する私たちは、すべての生き物が尊重され、安全で健康的な環境で生きる権利を信じています。
-私たちは、動物たちがもたらしてくれるパワーを信じています。
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